Fort Siloso

これまた少し前のこと。

セントーサ島の西の端にあるフォートシロソ(シロソ砦)へ。
一応観光地であるセントーサ島に行くのも久々。

このシロソ砦が出来たのは1880年。
当時 栄えていたシンガポール港の出入りを見張るために
要塞として整備された場所。

第二次世界大戦時には日本軍に抵抗するために
最後までイギリス軍が立てこもった場所としても知られている。

入り口からバスで園内へ。
ちょうどフリーガイドの時間だったので ガイドをお願いする。

地下トンネルや要塞や武器の格納庫などが当時のまま残され展示室になっており、
砦が作られた当時から日本軍の占領時代、
そして第二次世界大戦終了までの歴史をたどることが出来る。

いかにして日本軍がシンガポールに侵入し、イギリス軍が抵抗したかの
説明が続く。
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大砲。イギリス軍の物のほかに、
占領後、日本軍が設置したもの、別の場所から移されたものなど
敷地内にいくつか展示してあった。


ところどころで爆発音や無線の交信音が流されて
臨場感溢れる演出に子供たちは驚く。

ガイドに説明を受けながら見学していた日本人は我が家だけ。
そんな中ガイドの説明に出てくる「ジャパニーズ」の言葉を聞くたびに
次第にいたたまれなくなり、微妙な緊張が。

『イギリスの統治下だったシンガポールはいわば戦争の犠牲者。
日本軍はシンガポールを統治していたイギリスを降伏させ、
ここを沼南島と改名させ、数万人の華人を虐殺した。。。』

もちろんガイドは歴史上の事実を話しているだけであるが
日本人である自分には
「ジャパニーズ」の言葉が胸に突き刺さる。辛かった。
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ところでガイドはマレー人のお兄さん。
RINはすっかり仲良くなって
途中手をつないで一緒に歩いていた。



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きれいな海岸の風景。
遠くに見えるのはコンテナ船。平和な現代のシンガポールの港。
かつてはここに軍艦が並んでいたのだろうか。。。

「セントーサ」という名前はマレー語で「平和と静けさ」を意味するらしい。
過去の悲劇は二度と起ることがないようにとの
願いを感じずにはいられない。
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by JUN-25S | 2008-05-28 09:35 | おでかけ
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