日本が太平洋戦争時代に東南アジアに進出していたことは
歴史の授業で習ったけれど 具体的に 日本がシンガポールを3年半占領し国名まで変えていたことや シンガポールがマレーシアの一部で 1965年に独立した歴史について ここに住むまでほとんど知らなかった。 多分住むことがなかったら 気にもとめないままだっただろう。 もちろん知らなくても生活はできるけれど 縁があって住んでいるからには その国の歴史は知っておきたいと思う。 今回フォード博物館へ行ってみようと思ったきっかけは 少し前に友達に勧めらて読んだ この小説。 日本軍の電撃侵攻を経て「昭南島」へ変わる シンガポールの歴史の激動期を舞台にした 1人の台湾人青年の物語。 フィクションだけれど 事実がリアルに書かれているので 当時の様子が分かりやすい。 そして 第二次世界大戦を題材にすると 日本は敗戦のイメージが強いが この小説は 大日本帝国が大戦初期に勝ち進んでいく様子が描かれていて 新鮮だった。 戦争・歴史ものだと抵抗があるかもしれないけれど この小説のテーマは 実は恋愛。 一気に読めてしまうので お勧めです。
by JUN-25s
| 2009-05-11 22:34
| ひとりごと
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